2020/10/27
こんにちは、神奈川県横浜市の犬猫の往診専門動物病院・金乃時アニマルクリニックの看護師です。
本日は高齢の犬猫の水分補給についてお話しします。
普段の生活でなかなか自発的に水を飲んでくれない。
そんなお悩みはありませんか?
犬や猫にとって水は生きていく上で重要な役割を果たしています。体の約70%が水分と言われおり、その水分は栄養や酸素を体のすみずみまで運び、内臓や脳の働きを助けます。
水分が体内で不足すると特に老犬老猫では様々な病気を引き起こす可能性があります。犬や猫で多い腎臓・泌尿器病気として膀胱炎や尿石症などがあげれます。これらの疾患を予防する上では水分摂取量や尿量が大切な要因の一つになります。その他にも老廃物などを代謝する肝臓にも大きな負担がかかりやすくなります。
動物が水をあまり飲まない時は、その原因は何かを考え、どのようにしたらより飲むようになるのかを工夫し試してみてください。
お家庭で水を飲ませるための工夫としていくつかご紹介いたします。
①ご飯に水を混ぜて一緒に与える
②水分量を多く含むご飯食べさせる
③おやつなど好物と混ぜてお水を与える
④ミルクや味付けをした水を与える
…などが挙げられます。
また高齢動物は活動性が減るため老犬、老猫は水場まで行く回数が減る、自力でスムーズに水を飲めなくなるなどの問題が出てきます。また首を曲げることが負担になったり、前肢の踏ん張りが効かないこともあります。
室内に水場を数カ所設置しいつでも飲みやすく、かつ水を飲みやすい高さに合わせるなど環境を整えてあげる必要があります。
当院は往診・訪問診療による在宅治療を専門に行っているため、老犬老猫の介護やケアに特に力を入れております。このようなご家庭でのお悩みや問題を一緒に解決し、飼い主さまとペット、双方にストレスのない生活をご提案、ご提供させていただきます。
お気軽にお問い合わせ下さい。
神奈川県横浜市 犬と猫の往診専門動物病院 金乃時アニマルクリニック
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